2010年7月28日水曜日

「音訓の読み方」と「ふりがな表記」に対応した漢字かな自動変換サーバの開発

eラーニングに関する文献[1]を読んだので,メモしておきます.

本論文では,漢字には複数の読みがあるという点に着目した漢字の読み振りシステムを提案している.著者らが開発した従来のシステムでは,漢字の表記を学習する学年とユーザの学年とを比較して,漢字に読みを付与するかどうかを決定するが,本論文で提案されたシステムでは,漢字の読みを学習する学年とユーザの学年とを比較して,漢字に読みを付与するかどうかを決定する.

注目フレーズ
読解支援システムとしての側面から捉えた分類項目
  • システム形態:CGIプロキシ
  • 支援方法:読み振り
  • 利用者語彙力:離散有限値(10段階),申告制(初回・中途),固定
  • 語句難易度:離散有限値(10段階),初期設定,固定

[1] 榎本 聡, 室田 真男, 清水 康敬: 「音訓の読み方」と「ふりがな表記」に対応した漢字かな自動変換サーバの開発, 教育システム情報学会論文誌, Vol. 17, No. 3, pp. 275-284, 2000-12

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