JavaScriptでアクセスできるビューポート(Webブラウザ上でWebページが表示される領域)のプロパティに,「scroll...」というものがあります.それらの意味を図でまとめてみました.
どうもIEとそれ以外のブラウザでは,document.body.scrollXXXとdocument.documentElement.scrollXXXの役割が入れ替わっているようです.早く統一してほしいですね.
JavaScriptでアクセスできるビューポート(Webブラウザ上でWebページが表示される領域)のプロパティに,「scroll...」というものがあります.それらの意味を図でまとめてみました.
どうもIEとそれ以外のブラウザでは,document.body.scrollXXXとdocument.documentElement.scrollXXXの役割が入れ替わっているようです.早く統一してほしいですね.
JavaScriptでアクセスできるHTML文書内の要素のプロパティに,「scroll...」というものがあります.それらの意味を図でまとめてみました.
これを見ると,marginとpaddingの役割が見えてきますね.両者の違いは,borderの内と外というのではなく,要素が持つ内容の外側につくのがpaddingで,要素の外側につくのがmarginなんですね.
Geoffrey A. Mooreのキャズムを読みました.
Geoffrey A. Moore, 川又 政治(訳): キャズム, 翔泳社, 2002-01
本書の(自分にとって必要な部分の)概要と感想をメモしておきます.
キャズムとは,初期市場を制したベンダーが,メインストリーム市場に立ち向かう際に超えなければならない大きな溝のことである.ハイテク製品をリリースしてからの時間推移と理想的な販売数との関係をグラフにした場合,そのグラフは正規分布のようなベルカーブを描く.このベル・カーブには,5つの特徴を持つ顧客層があり,最初から記すと,イノベータ,アーリーアドプタ,アーリーマジョリティ,レイトマジョリティ,ラガードとなる.初期市場は,イノベータとアーリーアドプタが参加する市場で,その規模はベル・カーブの6分の1であり,この市場の顧客はハイテク製品に好意的である.一方,メインストリーム市場は,アーリーマジョリティ,レイトマジョリティ,ラガードが参加する市場で,その規模はベル・カーブの6分の5であり,この市場の顧客は,ハイテク製品に保守的である.キャズムは,そのような性質の異なる二つの市場の間に存在する大きな溝である.ハイテク製品を販売するベンダーは,この溝の両側にある市場の特徴に合わせてマーケティングを行わないと,初期市場を制しても,メインストリーム市場には進めない.
自分の位置づけは,初期市場を制するようなイノベーションを起こすことにあるので,キャズムと直接対峙するような場面には出くわさないと思うが,そのような視座を得ることができたという意味で本書は大変有益だった.キャズムという言葉は,ネット上の記事でよく目にしていたが,その原点となった本書を読むことで,以前よりは正確にこの言葉を使っていけるような気がする.本書では,ベル・カーブに登場する各顧客層の特徴やキャズムの越え方についても詳しく述べられている.自分としては,キャズムに直面するようなハイテク製品を何とか生み出せるように努めていきたい.
Windows 7の起動時に「Unable to open the service 'Tomcat6'」が表示される問題に対する解決方法をメモしておきます.